8月6日昼の部

この舞台の感想をうまく言葉にできるようになりたい。
以下ネタバレもある感想。まとまりないし、ゆんゆんしてます。お気をつけて!


見終わったあと妹と「これは…すごいもん見たね…」と言い合って黙ってしまいました。それぐらいすごかった。何がすごいってそれをうまく言葉にできないから困っています。

正直、話としては後味のいい話ではなくて、鬱々としちゃうんだけど、そんなことを凌駕してて、なんか考えさせられました。
あの小さい舞台に立っていた狂気じみた愛情表現をもつブルーノはどうしようもないやつで、どうしようもないやつなんだけどどこか可愛くてかわいそうでした。

そして、見てる最中、全くにのみやだと思わなかった。基本、にのみやのお芝居を見ているときは役の方が強くてそれがにのみやのお芝居の好きなところなんだけど、今回は外国物だし、どうかなーと思ってたんだけど杞憂だったよね。3階席だったので、表情を見るために双眼鏡で見てたんだけどくるくると変わる表情からブルーノの心情が伝わってきてつらくなってしまって、若干気分が悪くなるという…(もともと風邪気味だったのもあるのかもしれないけど)

特に2部でアルコール中毒が進行し、壊れて行く様は鬼気迫るものがあって、見ていて本当につらくて、その上母親やガイから拒否され、孤独になっていくブルーノの寂しさが痛いほど伝わってきた。もうね、私の文章力じゃ伝えきれないのがもどかしい。
1つ思ったのは原作は読んで行ったほうがよかったかもしれない。ストーリーを追うのでいっぱいいっぱいになってた部分があったから。もうちょい余裕をもって見れたかなーって。

生声であの長台詞をつまることなく言っているにのみやがある意味怖い。そして、見ているだけでけっこうな体力を使うお芝居を1日2回やって*1、その上あらしの仕事をこなしているのが怖い。しかし、それがにのみやなのかもしれないとも思う。

カテコは4回。スタオベで観客からの惜しみない拍手を受けているにのみやを見ていたらなんだか泣きそうになってしまった。(お前にのみやの何というツッコミお待ちしております)あの歪んだ愛情表現しかできないブルーノを演じている人とコンサートでいらっしゃいませー!と叫んでいる人とかわいいキャラもののTシャツを着て崩れ落ちている人を一緒な人だと思えない。


以下、萌えポイント。
◇喫煙シーン厨としてはタバコを取り出して吸うまでの一連の流れが!素晴らしい!今年はリーダーのうたおにといいあいばちゃんのグリフィンといい、よい喫煙シーンが見れてます。
◇黒バスローブのはだけ具合。ちらっと見える白美肌がえろす…!
◇殺すときの馬乗り。なんだかえろす。*2
◇膝枕は反則だろ。
◇2部で「ママー!」って言っているところがかわいすぎてたまらん。
◇寝転がってちらっと見えるすねに毛がない…!(S、M、F、HだったらHに分類してもらってかまいません!)
◇最後のほうのガイと2人でバーで話しているシーンで、お酒をこぼしてガイに拭いてもらうところ。

と、まあ変態ちっくなことも書きましたが、にのみやの舞台をあの距離で生で見れたことに幸せを感じずにはいられません。
すごい人です、彼は。

*1:これはにのみやだけじゃなく、他の出演者の方も同じくすごいと思う。

*2:感想がえろすばっかだな、自分