ゆっくりと募ってゆく感情が走り出した

◇福岡公演のお話。
◇23日〜25日と福岡に行ってきました。
◇地元から福岡って結構遠いので旅行みたいだと、*1何ヶ月も前から楽しみにしていました。特に今回のツアーは前半と後半で分かれているような日程で前半は平日の公演も多くて、なかなか行けなかったから、それも踏まえて楽しみにしてました。
◇しかし、それを打ち砕くような大寒波の到来。大丈夫かなーって思いつつ、23日朝一の電車に乗って福岡に向かいました。山口県を過ぎたあたりから天気が悪くなってきて、福岡に着くと雨が降っていました。そして昼ご飯を食べていたころから雪がちらつき始めきました。
◇23日は滞りなく終わり、問題は24日。夜から朝にかけてが一番不安で夜中に何回も目が覚めて窓から様子を眺めて、雪のうっすら積もった道路を見てこれくらいなら大丈夫かなぁ?と思いながら眠りにつきました。雪国育ちの私にはたいしたことのない雪でも、普段降らないところだとどうなるんだろうと不安になってました。朝、予定どおり行いますっていうメールを見てほっとし、会場に向かいました。
◇道路は雪で凍結しているにもかかわらず、マリンメッセまでの臨時直行バスが何本も出ており、本当にありがたいなと思いました。私が会場に着いたのは10時半くらいだったかな?客席は全然埋まっていませんでした。開演5分前でも私の横の人も前の人もきておらず、全体としても5〜6割程度という感じで、開演時間になっても暗転せず、ぎりぎりまで客入れするんだろうなぁという雰囲気でした。
◇すると、客席から笑い声が聞こえてきました。ふとスタンドを見ると、どうやらBGMのええじゃないかに合わせてペンライトを振っている様子。その様子がそこかしこで見られて、みんなやってるー!っていうほほえましい感じ。それがだんだん広がっていって、最終的には9割 近くの人はしてたんじゃないかなー。次の粉もんの時は声も出てました。といっても、正直そんなに大声ではなくて、私もそうだったけど軽く口ずさむくらい。それでも歌ってるのは聞こえるっていう感じでした。メンバーはいないのに一糸乱れぬペンライトがきれいで、外の寒さとかこのあとの交通手段がどうなるのかとかの不安でいっぱいだったのが、一瞬で楽しそうな雰囲気でいっぱいのマリンメッセになったのがすごく印象的でした。
◇粉もんの途中で暗転し、拍手とともに始まった1曲目。「みんな聞こえてたでー!」っていう言葉にこちらがびっくりしました。私の中では、メンバーに聞かそうとか喜ばそうとかそういう雰囲気ではなくて、楽しいから乗っかったっていう感じだったからそんなふうに言ってもらえるなんて…!て感じ。メンバーの挨拶も熱くて、うるっとしてしまいました。淳太くんが言っていたけど、この1部が一番中止になる可能性が高かったらしくて、メンバーも不安だったんじゃないかなと思います。
◇最後のあいさつでしげが「生きててよかったなぁとふと思うことがあると思うんですけど、俺にとっては今日コンサートが始まる前それがその瞬間でした」((ニュアンス))って言っててなんかすごい一言を言ってもらえたなぁと感動してしまいました。
◇ジャニヲタになって数年が経ち、もちろん楽しいこともたくさんあるけど、嫌になることもあるし、絶望することもあって、特にここ最近はみんな一生懸命やっているのにうまくいかないこともあるし、誰が悪いっていうわけでもないのにこんがらがってしまうこともあるんだなってひしひしと思っていたから今回の福岡公演はそんな気持ちを慰めてくれるようなコンサートだったなって思いました。
◇きっと今回と同じコンサートは2度とない。でも、それはいつも同じことで、同じ演目をしても全く同じコンサートはないということを改めて実感したし、だからこそ私は現場に足を運ぶんだろうなと思いました。
ジャニーズWESTが大好きだー!

*1:実際、高校の修学旅行と大学の時にいっただけ