メロディーが刻むヒストリー 描く未来をリリックに

◇2014.04.23
ジャニーズWESTデビューおめでとう。
◇デビューに対して自分の気持ちを残しておきたいと思ったもののいろんな言葉を組み合わせてもなんだかしっくりこず、書いては消し、書いては消していました。いろんなことを思い出していた時に1つの歌詞が思い浮かんできました。

「踊る君を見た日から 光が差して晴れになった」

淳太くんを好きになるきっかけとなった曲の歌詞の一節です。
私はこの曲を踊る淳太くんに惹かれ、Jr.担という世界に飛び込みました。この曲の歌詞はまさに私の気持ちを表していました。名前すらろくに知らなかったのにも関わらず、楽しそうに踊っている姿に一筋の光が差しているように見えたのです。でも、最初はJr.担になることに抵抗を感じていました。なぜなら、すごく大変そうだったからです。出演する公演も分からない。テレビで見ることもままならない。特に、地方に住んでいる私にとってはネックになることが多く感じられました。でも、そんなことよりももっと応援したい、ずっと見ていたいと思う気持ちが勝りました。
◇好きになった年の冬。目に見えるものが目新しく、楽しい未来しか考えませんでした。目の前にあるものは半永久的に続いていくと思っていたし、夢を少しずつ叶えていく姿を見られることがほんとうに嬉しかったのを覚えています。そんな冬を越えた春、急に今まで思い描いていた未来が見えなくなりました。目の前にあるものはとても儚いものであること、いつまでも変わらずなんて甘いことはないのだということを突きつけられました。それでも、舞台にいる彼らはいつでも前を向いていて、笑顔で舞台に立っていました。その笑顔にどれほど勇気づけられたかわかりません。そんな彼らが誇らしかったけれど、不安に感じる時もありました。ちょっとでも歯車が狂うと全てが壊れてしまうのではないかと思ったからです。でも、そんな心配は杞憂でした。年々仕事が増え、活躍する場所も広がっていきました。成長し続けている姿を見せてくれました。
◇彼らが頑張ってきた年数と比べるとほんの数年しか見れていませんがいろんなことがありました。嬉しいことも楽しいこともたくさんありました。辛いことも悲しいこともありました。いろんなことを(済)にして、これは(済)にしたくないなと思うこともありました。でも、今日デビューを見届けることを(済)にできたことが1番嬉しいです。これからは今までとはまた違った壁が目の前にやってくるのだと思うけれど、あなたたちならきっと大丈夫と思わせてくれる強さがあることが本当に心強いです。デビューしたてでこんなに安心させてくれるアイドルがいるのだろうかと思うぐらい頼もしいです。これから売れて売れて売れまくっていろんな景色を7人で彩っていってほしいと思います。そこに少しでも居合わせることができたら嬉しい。

本当に本当におめでとう。